代表メッセージ

代表取締役ご挨拶

高度成長、バブル崩壊、長引く平成不況など社会の大きな流れの中で、飲食業界も今また、大きな転換期を迎えております。流通や技術の進化により、全国各地のものが居ながらにして食べられ、情報と同じく様々なものが氾濫し、飽食の時代とまで言われております。
様々なものが生まれては消え、生まれては消え……。

また、トライアルユーザーなる言葉が生まれ、飲食のビジネスにおいても、トライアルユーザーに向けて様々な創作料理がもてはやされ、個性豊かなラーメン店、ダイニング系の居酒屋、創作料理や様々な業態……新たな食のスタイルとして、熾烈な市場争いの中で残るものもありますが、多くのものは泡沫のように消えてなくなります。

そんな時代の流れに左右されず、いつまでも残るお店や商品といえば、やはり本質を捉えたもの。サービスの本質、商品の本質、スタイルの本質……いくら世の中が変わっても、その物の本質は変わりません。

本質を捉え磨き続けるとそこに個性が生まれ、それが文化となります。私たちが目指すのはまさに文化の創造。食の本質を見続け、捉えて、食文化を創造します。

高価格で優れたものはあたりまえ。低価格で優れたものを提供することこそ私たちが目指すものであります。高価格・高品質の市場は利益幅も大きく魅力的な市場ではありますが、私たちの目指す市場は低価格で優れたものをターゲットにします。

この大衆の市場は、利益の幅は小さいものの圧倒的に巨大なマーケットです。私はその市場を“日常というマーケット”と呼んでいます。多くのものが日常レベルに達した時、爆発し市場が急拡大します。

日常のレベルに到達し市場が急拡大した時、そこには新たなビジネスが拡がります。
日常のマーケットの中での進化を追求し、物の本質を磨き続けること。これを私たちはやり続けます。

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